徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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全身の倦怠感を取ってくれる人がいたら買ったばっかりの漫画をあげてもいい

気が張っている時には平気でも、気が抜けた時点でダメになるのは人の常。お酒に酔っている時もそう。ふと1人になると、本当の酔いが回り、途端に記憶がバイバイしてしまう。
帰りの車内。体調不良が祭囃子をどんちゃんさせながら襲っている。
そーれっそーれっ悪寒悪寒!どっこいどっこい筋肉痛!そーれっそーれっ気管支炎!どっこい食欲さよーなら!
あぁ、聞こえる。賑やかに僕の体の内側から突き動かす寒気のファンファーレ。続々とゾクゾクが押し寄せては帰っていく。
やはり、昨日の胃痛はただの胃痛ではなかった。胃薬買って痛み止めも合わせて飲んだが、今朝起きても全くよくなる気配はなく、なんなら頭痛も加わって楽しげな楽隊を編成していた。それでも仕事は回る。自分がどれだけ立ち止まりたいと願っても、ルームランナーのごとく地面は動き続けている。働くごとに働くごとに楽隊のメンバーは増えていき、現在では腰痛腕痛頭痛胃痛目の奥痛というコンチェルトを高らかに鳴らしている。
早く帰りたかったなぁ。こんな日に限って上司に快く残業ゴーサインを出され、引きつる胃袋と裏腹に、笑顔でグーサインで答えていた。
このわずかな残業代と健康は天秤にかけられるものなのでしょうか。体が資本とも言えば、金が無いのは首が無いより辛いとも言う。健康と財力があれば、それ以上は何もいらないのだろう。人というものは。簡単なようで、実に難しいバランスの上にある。
家路。電車内。隣の人が立ち上がり、電車の中でのファーストクラスであるドア側の座席が空いたにもかかわらず、少しの移動がけったいで乗車客に取られてしまう。家に帰ったらもっとダメになってしまうだろうか。嫌だ。治すんだ。病は気から。仮に財力がなかろうと、気持ちは生きとし生ける人間全てに備わる武器だ。
この程度の不調でくたばるなんぞ、道産子が泣く。地元が廃る。
よぉし!やったる!気合!気持ち!よし、と頭を振ってみて、やはり頭の中ぎグワングワンするのを確認してしまった。やっぱダメかもしれない。