徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

MENU

平成初頭生まれにとってのスマップ スマップ解散危機に寄せて

起きたらスマップが大変なことになっていた。ヤフーが教えてくれた。

news.yahoo.co.jp

ニッカンとスポニチも報道したらしい。

真偽は定かじゃないかもしれないが、真実だとしたら、きっと芸能界において大変なことだろう。ユニクロ任天堂が解体されたくらいの衝撃と波紋が業界にいきわたるに違いない。傍から見ていても雑多極まりない業界にある、一事務所の一タレントがここまでの力を持つってのもすごいことだが。

特別スマップに肩入れしている覚えはない。むしろテレビのない現状からして、スマップとの接点も現在はほぼ無い。だが、平成の初頭に生まれた僕にとって、スマップはどう考えても特別な存在である。

スマップは1988年結成、1991年デビューらしい。平成元年が1989年だってことを考えると、平成と共に歩んだグループだ。三島由紀夫が昭和と共に歩んだように。

スマップが生まれたのとタッチの差で産まれてきた僕らは、スマップがうなぎ上りで人気を獲得していった様は記憶にないものの、物心ついた時には、半ば接待的な存在としてスマップは君臨していた。

いわば最初のネイティブスマップなのだ。

現在でこそアイドルグループは乱立しており、ジャニーズ内でも嵐を筆頭に新旧入り乱れた合戦が、さらに韓国からもBIG BANGら刺客がやってきて、グローバルなくんずほぐれずが行われている。

僕らが生まれ育ったころのアイドル事情と言えば、スマップを筆頭にV6とキンキキッズが活躍しており、途中から嵐が参入してきた。学校へ行こう!で市民権を得たV6だったが、やはりスマップは別格だった。

2003年頃から、スマップメンバーのドラマが大当たりし続けたことも、特別視の原因の一つだろうと思う。キムタクがGOOD LUCKやプライド、中居が砂の器、慎吾ちゃんが新撰組、くさなぎが僕と彼女と彼女の生きる道。ごろちゃんはなんだろう、SMAPXSMAP。小学校高学年から中学生にかけて、夜も強くなってきたころにドラマを牛耳ったスマップ。強烈に印象に残っている。

とどめは世界に一つだけの花だ。マッキー様様のキャッチーなメロディーに、一億総中流が全員頷きそうな歌詞。それにドラマスターたちが本業で応えているのだ。250万枚のバカ売れである。当時は寝ても覚めても、年の瀬も年始もスマップだった。

 

ファンでもなかったが、こうも脳裏に刷り込まれてきたスマップがいざ解散するとなると、どことなく変な感じがする。銀さんが金さんに先立たれた時に、どうも変な感じがすると言っていたのをよく覚えているが、その変な感じを50倍くらいに希釈したような感じだろう。この感じは。

顛末がどうなるかはわからない。メンバー内の齟齬ではなく、ジャニーズ事務所内のごたごたが原因ということだから、内紛の当事者たちの誰かが猛烈に物分りよくなれば突然解散中止のスマップ続行なんてこともあり得るのかもしれない。普段無関心なのに、いざやめると言われたら続けてほしいのはわがままだろうか。解散してもお茶の間から五人の姿が消えるわけじゃないだろうし、そもそも僕のお茶の間にテレビが導入されるかも知らない。だが、スマップとしての形が無くなってしまうのはやはり寂しい。

はて、どうなることやら。