徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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電車がNOT FOUND

歌詞に想いを馳せるのが、どれだけ贅沢な時間だったことか。音楽なんてものは所詮娯楽であって、温かいご飯と快適な暮らしが保障されなければうんぬんかんぬん。
戦場にも愛は生まれると、よく言う。映画にも語られる。完全にメーター振り切っちゃってるピンチであればわけもわからずに愛だ恋だが芽生えるのかもしれない。だがこのソフトなピンチだ。ほどほど寒いのとめっちゃ強い風に土砂降り路面は春の北海道。生命的には生かさず殺さず。くたばってるのが鉄道各社。
ラジオからはこの世の終わりかのような運休渋滞停電の知らせ。パーソナリティの明るい声から、たくさんの家屋、たくさんの通勤の悲鳴が聞こえてくる。
今日はこの曲!globeで、DEPARTURES。
じゃねーわ。出発したもののたどり着けねーわ。
やはり汽車一強。我が故郷北見を、どんな雪の日も逞しく走る石北本線。2時間に一本という抜群の交通の便を誇る石北本線。2両編成が満席になることは少ない。しかし止まらない。逞しいぞ汽車。
ラジオを切り、みゆきと拓郎の永遠の嘘をついてくれを流す。
ニューヨークは粉雪の中らしい 成田からの便はまだ間に合うだろうか
片っ端から友達に借りまくれば 決して行けない場所ではないだろうニューヨークくらい
ニューヨークは粉雪が降っていても決して行けない場所じゃないのである。関東圏のちょっとした移動でヒイヒイ言ってるのなんて馬鹿らしい。
かつて別れた友との再会を拒んで永遠の嘘をついてくれと願う、また、永遠の嘘をつかなければやりきれない現状を思うこの歌に、全く別のベクトルで励ましてもらう。


NOT FOUNDは割とどうでもよくなったので、そのうち気が向いたら書きます。