徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

足腰がどうしても疲れた時に

生きるということは心臓が動いているということだ。だからして、僕たちは不断に運動をし続けているといえる。心臓が最後の鼓動を打つまで、僕たちは自発的か否かは別として、運動をしている。

運動は疲れるよねえ。それにしても運動は疲れる。

なんであんなに走っていたかと思う。むしろなんであんなに走れていたかと思う。筋肉が落ちて、階段が確かにバリアだ、障害だときちんと捉えられるようになった。ハードルなんて飛べるのだろうか。キレなど今や月の裏側あたりに消えて行った。

平凡な日々の生活で十分に疲れるようになってしまった足腰。どうしようもなく疲労がたまった時にどうするか。これまで運動を散々してきた身だからこそ知っている。ここを押せば明日の朝楽だよスポット。伝授しよう。

上から

臀部(腰の直下・腰骨からお尻の割れ目に向かって斜め下に少し降りたあたり)

膝の裏(ひらめ筋とひざの裏の接続部分)

足の裏(土踏まずから母子球直下)

この三点。この三点を入念にマッサージすると、翌朝の疲れの残り方が全く違う。どこまでも歩ける気になる。

どの部分も、普通に暮らしているだけで疲れがたまってくる。一度も触れたことのない人が突然マッサージすると、あまりの凝り具合に激痛がほとばしるらしい。しかし負けたら翌日の羽は生えない。七転八倒と言うではないか。転んだ者だけが起き上がる権利を得られるのだ。一度矯正的に転倒の痛みを味わった先には、間違いなくより良い明日が待っている。

ゴルフボールとかあったら、そいつで三点を順番にゴリゴリやるだけでいい。むしろゴルフボール買ってまでもゴリゴリする価値はある。あれほど疲れ抜きに適した形状の物などないのだから。

君の疲れに、バーディ。