徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

やや二週間くらい喉の痛みが取れない

僕は季節の変わり目にはほぼ必ず煩う。10回季節が巡ったら6回は煩う。アレルギーが原因だと地元の耳鼻科の先生は譲らないが、彼は骨折もアレルギーの所為になりかねないほどのアレルギー信者なので、果たしてこののどの痛みと体調の薄曇りの原因がどこにあるのか僕は知らない。

喉が弱い質なのだが、ここ最近はお給料なるご褒美をもらうだけの責任感が僕を動かし、手洗いとうがいを徹底することにしている。おかげもあり、デリケートな咽喉が若干なりとも潤っていることが多くなり、10回の内6回煩う頻度は変わらずとも程度が軽くなった。

二週間前、頭痛が酷かった時期があった。風邪じゃない、風邪じゃない。ちょっとした酸欠だ。きっとそうに違いない。ちょっとした酸欠は昼夜問わず5日間ほど続いた。

のち、喉が痛くなった。

頭痛とだるさが引いたあと、あぁ、あれは風邪だったのかと振り返った。そして後遺症と向き合っている。

 

喉が本当に痛いときに一番つらいことは何か。唾のごっくんもつらい。もちろん食事もつらい。しかし一番つらいことはそれら咀嚼や栄養に関わることではない。

呼吸だ。鼻呼吸。これがつらいったらない。正式に言えば、鼻呼吸で渇いてしまった咽喉に唾等の水分を通すときが何よりつらい。口呼吸じゃなくとも。鼻呼吸だったとしても、空気は確実に喉を通過して乾かす。渇きは大敵だ。何しろ人間の体の大半は水分でできているのである。渇きが喉を蝕む。

一呼吸一呼吸、確実に喉は追い込まれ、ひとたび固唾を飲もうもんならヒリヒリの極地が喉元を焼き、焦がす。それは寝ていても起きていても変わらないため、寝起きなんていう無制限呼吸タイムはすなわち僕の喉のすり減らしタイムと同義なのである。

 

今日は早く寝ようと思う。疲れだ。疲れが来ているのだ。