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徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

少量賞与

賞与の季節だ。通勤電車内の通帳残高が最大を迎える季節だ。右を見ても左を見ても、ホクホクとした顔のサラリーマンが並ぶ。穏やかな寝息を立てているスーツのおじさんも、賞与があるからこんなにも静寂のご尊顔をしているのかもしれない。

賞与賞与とはいうものの、いったいなにを賞したお金なのだろう。実態がつかめない。一等賞をとって賞与が与えられるのはわかる。相撲においての敢闘賞や技能賞も毎場所納得の人選だし、なんなら該当者なしの場所も多い。しかし僕は会社の中ではビリケツの方だし、同期の中でも一等賞ではないだろうし、横綱を倒したわけでもテクニシャンな訳でもない。頑張ったで賞くらいにしかなりえない。

貰えるものはもらっておきたい。そりゃそうだ。多少なりとも私欲を肥やせるのは嬉しいことだ。励みにもなる。ただ、君はこうこうこういう理由で、こんなところに賞を与える理由があったら賞与あげてるんだよって、納得のいく説明が是非欲しい。無条件賞与は確かに労働者としては有難いが、張り合いがない。


そうは言えど、賞与を当てにして今月は暮らしてしまっているが故、この制度がなくなると僕は霞を食べる生活に大転落してしまう。

変なスポーツマンシップなど捨てて、脳みそストップやったぜボーナスしたほうが賢いのかもしれない。

しかし、弊社の賞与の少なさには閉口である。賞与があれど霞を食べなければならないかもしれない。切ない。