徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

2016-01-01から1年間の記事一覧

雇われて働くか、独立して働くか

仕事は極めてシンプルで、二つしかない。雇われているもの、独立して働くもの。公務員や政治家は国や地方に雇われており、会社員はもちろん会社に雇われている。事業主たちは自ら仕事を作り、こなし、対価としてお金を得ている。会社員として働く毎日だが、…

糸切れシンドローム

恐ろしく気力がない。今朝のことである。一種の緊張の糸切れシンドロームかもしれない。いや、むしろ正常に戻ったと言うべきか。これまでの生活が緊張しすぎていたというべきか。 起きた瞬間に走りに行く。 これが習慣化していた昨今がどうかしていたのだろ…

多数決が絶ったいくつかのこと

公立以外の選択肢がない田舎に育った僕が通った中学校は、半径3キロくらいの校区から集められた生徒が通っていた。酷く荒れていたわけではないが、やはり中学生的反社会勢力はあった。話が通じないような奴はいなかったが、大別すれば不良に分けられるであろ…

対岸の合コン

僕たちは男同士で地鳴りのような声を上げながら大盛況の飲み会をしていて、通路挟んで向こう岸では男女の声が入り乱れる合コンが執り行われていた。粛々と。粛々と。この時、僕たちとしては3通りの反応が示されうる。無関心と、歓迎的関心と、非難的関心であ…

外食リグレット

食に縛られたところ、昨日の晩御飯については不満しか残っていない。不満は朝になっても胃袋に残り続けている。 日曜祝日無関係ジョブに就いている関係で、昨日も元気に働き、家路。外食か自炊かで揺れていた。家に帰っても何もない。昨日も書いたが、弁当と…

食に縛られている

朝ごはんは毎日ほぼ同じメニューを食べている。昼ご飯はお弁当を朝作る。これも、変わり映えは特にない。すると晩御飯が比較的柔軟なメニューを組める唯一の食事となる。以上のような状況下に置かれると、朝ごはんを食べた直後あたりから、晩御飯のことを考…

昨日夜、火傷を負った際の迅速な対応を知らせたい 〜火傷に負けない応急処置〜

昨日の調理時、僕は盛大に火傷を負った。全くの不注意によるものなのだ。料理したてホヤホヤのガスコンロ。その時に限って汚れが気になり、不意にコンロ掃除に手を出したところ、素手でコンロを触ったのだった。一寸前の過去まで炒め物をしまくっていたコン…

弁当を作り置きしておいたときの心の余裕

毎朝作っている弁当。職場では「弁当男子」「弁当王子」と称され、終いには一部お姉さまからは弁当王子の弁当が取れて王子とのみ呼称されている。プリンスとは私のことです。弁当を作り出してやや一年。大半が炒め物とご飯の二段弁当であったが、いくばくか…

ヤギの呪いが解けた日

カブスが108年ぶりにワールドチャンピオンになった。前回カブスが優勝した時、フィールドに立っていた9人はもちろんもうこの世にはいないだろうし、球場にいた人、地球上にいた人、なんなら当時を知る生物という生物が死に絶えた後の世界にて、カブスが再び…

ワールドシリーズとヤギの呪い

押しも押されぬスポーツ観戦一家の影響を受けて育ったため、幸いにもスポーツに関しては小雨時の水たまり程度に浅く広い見識を持つようになった。そういうわけで、ワールドシリーズである。小学生の頃、メジャー30球団の都市名と球団名を一致させようと躍起…

早朝の寒さそれも冬京

地元の北見は、本日マイナス6度が最低気温だという。秋とはなんだったろうか。春夏冬で、秋ない、転じて商いを意味する洒落た日本語文化が其処彼処で認められるが、本当に秋がどっかに吹っ飛んで行ってしまっている。当方、今朝も6時に起きた瞬間に外気に飛…

一人暮らしにおける食生活についての考察

男の一人暮らしで弁当を持って会社に行き、家でな自炊をしているというと、それは皆様からのウケがいい。半ば家計のために仕方なくやっていることなのだが、おこぼれのごとくウケを頂戴している格好である。ただ、僕の弁当は本当に炒め物特化の弁当であり、…

世の中に対して言いたいことなんて何一つありません

可能な限り毎日書いていこうとしている当ブログである。頭の髄まで絞り出して考えて書くのが得意ではないため、ひたすらに続けることで自らの存在を保ちたい気持ちの表れだ。 しかしまぁ、当然の如く日々書いているとガス欠にもなる。モチベーションが上がら…

毛布に連敗する日々

我が家の毛布はなかなかに性能が良い。昭和西川の毛布なのだが、肌触りが特Aである。クジラの胃袋とかが昭和西川の毛布でできていたら喜んで飲み込まれて消化されたい。 時期的に毛布を出された方が多いだろう。概して毛布は気持ちがいいものだ。寒い外気と…

生乾き、死乾き

部屋干しを忌み嫌っている。大嫌いである。生乾きの匂い。湿った空気。どれをとっても粗悪の二文字。それ以外の何でもない。衣服、タオル、ハンカチ。身に着けるものや身を清めるものが発する臭いがあれでは、シャワーから汚水が流れてくるようなものであり…

大麻への毛嫌いは文化の所為よ

焼きたてジャパンという漫画があった。サンデーで連載されており、僕の少年時代をそこそこに彩った漫画の一つである。「太陽の手」なる、人よりも暖かい手を持つ少年、東和馬が、いかに美味しいパンを作るか勝負をし続ける料理バトル漫画だ。その中で、大麻…

大谷翔平 ~幸せについて本気出して考えてみた~

彼になりたいと思う人は多いのではないだろうか。彼は絶対のヒーローだ。仮面ライダーの世界に彼がいたら、絶対に彼が仮面ライダーだし、ウルトラマンの世界に彼がいたら、絶対に彼がウルトラマンだ。北海道に彼がいたら、彼こそが大谷翔平のように。 対して…

生きがいを見つけた夜

やりがいのある仕事。人生のハリとなる趣味。子供の存在。これら全て、一絡げに生きがいと呼べる。生きがいの中身は十人十色だが、その中身として、自己肯定感ないしは自己効力感なる感覚と生きがいにはとっても強い正の相関関係があることを、僕は卒論で学…

足の痛みに懐古

この痛みは部活やっていた時のそれであり、大して走っていないのにこの痛みを覚えている当たりどれだけ現在の体が脆弱なものかが非常によくわかるってものである。走り出して一ヶ月とちょっと。筋肉痛とは違う、筋違いの甚だしいやつに襲われている。どれく…

あーでもないこーでもない

日本シリーズが始まった。道産子の夢を乗せた日ハムと、カープじゃけえのう。ほぼ間違いなく、実家では両親が全力を挙げて応援している。親父はほぼ睡眠に半身を突っ込みながら見ているはずだし、母は要所要所で爆発的な歓声と悲鳴をあげているはず。手に取…

BiSH ~僕が好きになった2組目のアイドルグループ~

BiSHなるアイドルグループが出てきている。たまたまYoutubeのおすすめ動画で出てきたのを聴いてから、むさぼるようにBiSHばっかり聴いている。BiSHと出会って3日ほど。BUMPを知った時以来の熱量で一人のアーティストを追いかけているかもしれない。 BiSHとは…

最近の男性用小便器について思うところ

女性諸君は想像していただければそれでいいのだが、男性に産まれたものは生涯、公的な場所での排尿時には他人が至近距離にいる状況にある。用を足すなんていう究極のプライベートを、衝立のない場所で行う不自然さ。日々何事もなくこなしてはいるが、よくよ…

長時間労働を取り巻く意見の相違を見て、教室の窓を開けるか閉めるかで揉めた秋を思い出した

僕は開けて欲しかった教室の窓が、寒いといった女子が数名いたために開けられることはなかった。小学4年生の秋である。2時間目と3時間目の間は、普通は10分のところ、20分間の休み時間となる。20分。今考えたらわずかな時間であるが、当時はドッジボールでも…

鼻汁ですか、鼻水ですか。

そう遠くない昔、寒風吹き荒む中を走り回っていた僕に向けて、人生の諸先輩方は一様に声をかけた。鼻汁でてるよ!鼻汁。鼻水?鼻汁…鼻汁?昨日から鼻汁もとい鼻水が止まらない。荒れた鼻腔事情の中、思い出したのだった。なぜだろうか。鼻汁というと、なんと…

生きた証すなわち消費である

端的に論旨を述べよう。 カロリーを消費して生きている僕達は常に消費をしている。むしろ消費をしなければ生きていけない。消費をするために生き、生きるために消費をしている。酸素を使い、脂肪を燃やす消費もあれば、お金を使い、私腹を肥やす消費もある。…

キャッチに物申す

あ!次の居酒屋お決まりですかー?飲み放題朝まで1000円で出来ますよ!すぐそこのビルなんで。どうですか。予約してますか?あ、予約してますか。なんて店ですか?ビルどこかご案内しますよ!こんなキャッチが多い。少なくとも、錦糸町には。どっかで飲んで…

久しぶりに惨めな思いで涙を流した

保育園の頃、遊び道具を奪い取られて泣いたのをよく覚えている。幼稚園に行っても、いじわるされて泣いた。小学生の頃は、友達に帽子を隠されて泣いた。気の強くない性格からか、身体は大きいのにいじめられっ子気質であったらしい。子供の頃は随分と惨めな…

ここのところ、頑張って生きている

ここ2日くらい、頑張って生きている。本気である。頑張らなければ生きられないほど弱っているとかいう、ネガティヴな話ではない。ポジティブに次ぐポジティブ。前進に次ぐ前進。のんべんだらりと生きられる所を歯食いしばって頑張って生きている。きっかけは…

喉の渇き

喉が渇いていない時に、喉が渇いている人の映像を見たりすると、唾液でも飲んでりゃいいのにって思うが、実際喉乾いてみると唾液がどれほどまでに水分として出来損ないかがわかる。全く渇きは取れないし、ひたすらに粘着力を増していく。ふわっと定時退社を…

電車内勘ぐりランデブー

電車で空いている席を見つけ、座る。特に左右も確認せずに座る。左に男性、右に女性。左の男性はどことなく年配の雰囲気がある。視界の隅に入っている程度だが、スーツのダボダボ感、カバンの無骨さから、おそらく40代から50代だろう。しかし、右の女性。こ…