徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

2019-01-01から1年間の記事一覧

意味付けライフ

今朝、改札にPASMOをかざしたところ、残高が108円だった。PASMOの残高には生活の柄が如実に現れるように思う。常時きちっと10,000円程貯めておける人は、現金に頼らない生活ができていて、社会からクレジットされている存在なのであろう。What kind of life …

銭湯の音

風邪が快方に向かうとともに、鼻水が止まらなくなっている。ロサンゼルスから友人がやってきていて、昨晩、品川で飯を食ったのだが、途中から滝のように鼻水がでて、歓待もへったくれもない状態になった。申し訳ない。しかし、熱っぽさはあらかた改善された…

内科のコスパ

昨日、浮世から離れて仕事をしていた。浮世離れといえば何とものんびりした、貴族のようなそれを想像するが、この度の浮世離れは体調不調によるものである。絶対熱ある。絶対体調おかしい。顔と耳がギャンギャンと熱くなっているのを感じながら業務に当たっ…

What is 大臣の資質

桜田大臣が辞任をしたと。度重なる失言の責をとっての辞任らしい。朝のテレビ、昼のテレビはここぞとばかりにここまで連なり来た失言の数々を取り上げ、各々感想を持ち出し、異口同音に大臣の資質を疑い、問う。言い間違い、知識不足、失言、思想が及ばなけ…

約束のネバーランドを一気に観てみた

ジャンプを買わなくなって10年ほど経つ。当時、ハイキュー!!も始まっていなかった。ワンピースはシャボンディ諸島を抜けたところだった。BLEACHもナルトも絶賛連載中。古き良き2010年代が始まった頃のジャンプである。 化石のごときジャンプの記憶しか残って…

元号が変わるくらいで人間は変わらない

こう、文章を度々書いていると、自分にまつわるあれそれを客観視できるという。文章は自分の分身みたいなものなので、わからないでもない。ただ、本当に辛いとか、本当にきついとか、身に迫ることはなかなか書けたもんじゃないから、苦しみは心の隅の方に巻…

Janne Da Arc解散と令和のどれが本当でどれが嘘か。エイプリルフール

エイプリルフールなんていう嘘を許容する文化があるものだから、本当か嘘かわからなくなってしまうのだけれど、ジャンヌの解散と元号決定は間違いのないことらしい。 ともあれ、ジャンヌ解散である。 活動休止がかれこれ10年ちょっと続いていたが、いよいよ…

報酬の有無とやりがいについて

このあいだの昼ごはんの時、同じお部屋で働いている先輩がこんな話をしていた。集団を2群に分け、2回折り紙を折ってもらう。片方の群は報酬を与えて、もう一方は報酬を与えない。2回目を折る指示を出した時、折らなかった(折るのを面倒くさがった)人が多かっ…

飲みに行こうね

幾度、この言葉を放ち、幾度、この言葉で契り、幾度、放りっぱなしにしてきたことか。死後、閻魔大王に舌を引きちぎられるとすれば、その責は飲みに行こうねの一言にある。可能な限りな誠実を誓ってはいるし、飲みに行こうねと口に出した時には本気で飲みに…

児童養護施設の子供達と遊んで感じたこと

労働組合と会社と、労使手を取り合ってやっていきましょう事業の一環で、とある児童養護施設に行ってきた。昼頃から夕刻まで、ひとしきり子供たちと戯れ、日頃小難しい話をされることしかない労働組合の急先鋒と共に無邪気な心でエンジョイしてきた。未就学…

イチローの引退に感想など抱きようもない

実家の戸棚に眠っているNUMBERの多くは、イチローが表紙だ。渡米しました号、ポストシーズンでいいとこいった号、シーズン262安打おめでとう号。上京してからも、ヤンキースに行った号、マイアミにいった号など、節目節目のイチローを読んできた。生で引退会…

チキンかあさん煮定食

このところ、不適切動画で不名誉な看板を掲げてしまっている大戸屋である。アルバイトの管理、教育は難しいですね。SNSに、便利に殺されている感じ。管理しきれないテクノロジー。普段技術を使って万象を飼い慣らしている気がしている愚かな人間諸君、今すぐ…

目には目を

何がとはわからないけれどどことなく心身ともにだるい気がしながらも、引くに引けないからといってぎゅうぎゅうの核弾頭に身体を突っ込んで出勤しているサラリーマン諸君、お疲れ様です。僕も同じようなものです。ご苦労様です。なんでだるいのか。なぜ、憂…

宇多田ヒカルのtime well tell とColorsから見る青空について

かねがね思ってた事を書く。平成を駆け抜けた日本人であれば誰でも知っているであろう宇多田ヒカル。20年近くになる彼女のアーティストライフの中で、僕が所有するのは2005年とかにリリースされたベストアルバムのみ。付かず離れずの宇多田ライフを享受して…

アーティスト従兄弟と会った

5年ぶりに従兄弟と会ってきた。名古屋在住、36歳の従兄弟である。僕らの親は4人兄妹で、今日会ったのは一番上の姉の次男。僕は末っ子の長男。ある程度年が離れるのも然もありなん。彼はサラリーマンをしながら絵を描いている。素人と括られるんだろうけど、…

茶渋・コーヒー渋に悩む前歯に救いのブラシを

電動歯ブラシの威力について何一つとして語る術を持たないのだけれど、個人的に、ここ最近の口腔事情への課題意識と問題意識はとても強い。止まない憂慮が渦巻いている。何って、茶渋・コーヒー渋だ。常軌を逸した飲み方をしているなら、話はわかる。湯水の…

コーチングを受けてきた

人事屋さんも半年が経ち、全方位砲撃型ミサイルに蜂の巣にされることがデフォルトに、穴が空いている状況にも慣れてきた。一生懸命やったすえの蜂の巣なら仕方ない。人事も労務管理が今のお仕事なのだが、労働体制や安全衛生が我々のテリトリーのため労働組…

オンラインサロンと寂しさについて

世間は花粉に戦々恐々としているらしい。僕も去年の春には花粉症の兆候のような、なんとも言えない目元の重さと熱だるっぽさを感じていたのだが、今年はまだ来ていない。この先爆発するのかもしれないし、道民として暮らした18年の蓄積が無い分まだ閾値に達…

利きトイレットペーパー

拭いただけでトイレットペーパーの種類がわかるとかいう話ではなく。皆、利き手があるだろう。お箸を持つ方の手、鉛筆を持つ方の手、ボールを投げる方の手。左利きの方が総数は少なく、才気あふれる人が多いやら何やら。サッカー選手や野球選手には両の手足…

傘との相性

生理的に無理、なんか合わない、嫌われてる気がする、仕草が気に食わない。僕らの人間関係は好き嫌いと気に食う食わないが組んず解れつ絡まり合って、ちょっとやそっとじゃ理解できない。遠くから見たらうまくいってそうな集団もよくよく見たらバラバラだっ…

定期的に書くということ

熱心な読者の皆様、ご無沙汰しております。日々日々、朝に夜に、悲しみに喜びに、画面へと向き合いキーボードを叩き続けて早5年。こんなにも文章を書かなかったことはなかった。理由は簡単である。書く時間がありませんでした。 しかし、僕は時間がなかった…

「ニューエクスプレス アイヌ語」が面白すぎて

この本の話です。 CD付 ニューエクスプレス アイヌ語 作者: 中川裕 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2013/11/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る このところ、資格試験勉強のために図書館に行くことが多い。それなりに学ばな…

海派と山派と規則と不規則

海派?山派?っていう質問が定番化してどれくらい経つのだろう。犬派?猫派?もなかなか乱暴な質問だが、海山も相当乱暴だと思う。しかし、日本の国土のほとんどが里山で、周囲はぐるりと海に囲われている。海か山かしかないと言えば、確かにそうかもしれな…

表現と理屈とたっぷりな勇ましさ

クラシックピアノは、音楽記号に則った演奏が原則となる。音楽記号の端々に作者の思いが込められているからである。しかし、この音楽記号というのが曲者で、具体的にどんな感じで弾けという指示があるわけではない。アクセントは強調するんだけど、どのくら…

再起動睡眠

睡眠にはスリープモードと再起動の二種類がある。数年前から標榜している持論である。浅い眠りだが立ち上がりはよく、一方で続けすぎると途中から動作が重くなるのがスリープモード。一旦シャットダウンするため起動には時間がかかるが、アップデートをする…

墓でつかんだ悔しさと清々しさ

墓に沈んでから2日。無事にむくむくと復活しつつある。最盛期でさえ苦手だった長距離走は、心肺機能さえも低下している現在、素人以下の代物と成り果てていた。僕の一生懸命は、大多数のジョギングだった。悔しい。無力さと惨めさに打ち拉がれながら大の字に…

墓標が呼んでいる

本日は日曜日。神が与えしお休みであるのに、早朝より起床し猛烈に支度をしている。故郷には流氷が接岸し、底抜けの寒さが降り注ぐ。東京も温さはまだ残しているもののそれなりに寒く、風は冷たい。冬が極まる朝6時から何が楽しくて行動開始しているかといえ…

米津玄師しか売れないなんて

日頃、米津玄師は僕のパクリであるに違いないと思っているんだけど、それは置いておいて、帰り道の音楽タイムで感じたことを書き綴る。 BUMP OF CHICKENにダンデライオンという曲がある。 2003年とかに発売した彼らの3枚目のアルバム、ジュピター。この最後…

明日を忘れたい夜に

人の心や気持ちなんてものは、思うより絶妙なバランスの上に保たれていて、何不自由なく生きていると思った次の瞬間に不協和音が流れ出すこともあれば、不意な何かが絶望の淵に光を差し込ませたりする。一つ一つが運で、でも運を引き寄せるのは自分で、する…

夜の代償として

僕はめっちゃ夜に弱い。はじまりの街から一歩出たところにほっつき歩いているスライムのほうが幾分か強いだろう。酒の場とか、カラオケとか、誰かがいたり盛り上がっている場のような、どうしようもなく起きていられる理由があれば、スライムはスライムベス…