徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

考え

キリスト教系の幼稚園を出て、思うこと。

無宗教国家日本。 形として仏教を信仰している人が多いが、仏を思っているかといえばそんなことはなく、法事の時だけ仏教徒の皮を被る人がとても多い。 我が実家も例に漏れず浄土宗を標榜はしているものの、なぜか家に神棚がある。神仏集合という鎌倉時代最…

言葉を考える

世界の共通言語は笑顔です!うふふ。なーんて歌が流行ったこともあった。ああ、なるほどな、言葉なんて実はいらなかったりするのか。笑顔や泣き顔、身振りや手振りで伝えられることの方がよほど貴重で愛おしいものなんだ。一理も二理もあるなぁ。そう思った…

紙袋が捨てられない

買い物という買い物について回る袋。レジ袋、紙袋。レジ袋はゴミ袋になりうる。地域によっちゃ、レジ袋のままゴミ回収に出せてしまう。便利だ。じゃあ紙袋は。紙袋はどうだ。プレゼントには欠かせない。レジ袋に入ったプレゼントなんて、ありがとうおめでと…

新聞を取り出して一か月目で感じること

先月から日経新聞を取り出した。ビジネス界のバイブルと称され、絶大な信頼を得続けている新聞。月4500円ほどの出費と引き換えに世の中の流れを知ろう。 そもそも家にテレビが常設されなくなってから、世間で何が起こっているのかにものすごく疎くなっていた…

へんないきものからの決意

早川いくをのへんないきものが好きだと、以前書いた。書いたせいで、ものすごく早川いくをの文書を読みたくなった挙句、買った。へんないきもの へんないきざま。へんないきものの時はイラストだった生き物も、写真となり、立派な図鑑として機能している。面…

なぜ人は旅行をするか。

どうやら日本はいま観光立国ってのを目指しているようで、海外からの旅行客をいかに増やし、どれだけのお金を落としてもらうかを考えに考えているらしい。旅行に来てもらう時のファーストチョイスに上がるべく、外からみた日本像と自分たちが思う日本像を擦…

鬼怒川から思わされたこと

鬼怒川が牙をむいた。読んで字のごとく、鬼が怒った。何の罰なのか、人類は心当たり有りすぎてわからない。 豪雨と豪雪どっちが困るかなぁって、道民は考えることが多いんじゃないだろうか。流れる物か残るものか。流されるか押しつぶされるか。正直、3/11の…

一人暮らし淘汰

最近、あんなに大好きだったサッカーを追わなくなった。リーガエスパニョーラの選手有名どころの選手なら八割九割把握して、バルサレアルアトレティコあたりの選手は控えまで覚えていた中学時代。当時の熱意はもうない。 ゲームもしなくなった。寝ても覚めて…

宇宙について

今週のお題「いま学んでみたいこと」 英語やらなきゃ。経済について勉強しなきゃ。政治って何。戦争するの。オリンピックのロゴって何。 知らなきゃいけないことはたくさんあるけど、知りたいことと一致するとは限らない。往々にしてそんなもんだ。中学高校…

誰かの期待に応えたい人生

今週のお題「一番古い記憶」 最古の記憶について書けと、ブログから振られたので書く。 最古の記憶だと自信を持って言える記憶なんてないのだけれど、まあ古いであろう記憶をたどってみる。作られた記憶でないであろう記憶をたどる。 いくつか思い当たる。2…

スランプにならないために、抜け出すために。

スランプ。どうしても上手く行かない時期のことを指す。日常、そう使っている。本来の意味は知らない。辞書的な意味も知らない。部活をやめて、OBとなってから、後輩たちの記録が気になるようになってきた。自分が選手の頃は部活のホームページなんてほぼ見…

小沢健二から学ぶ、歌。

小沢健二を度々聴く。ウォークマンに入っているアーティストたちの中にあれば間違いなく聴く方に入る。アルバム2.3枚を聴いている程度の好きさでしかないといえばそうなのだが。大好きで聴き込んで聴き込んでってしてないのに、あーだこーだ言うのはナンセン…

押韻の文化を考える

海外の、いわば欧米の歌を聴いているとよくわかるが、語尾で韻を踏む。チャックベリーやらニールセダカやらのポップス黎明期から語尾で韻を踏む文化が浸透している。さらに考えてみれば、古代中国の漢詩(李白とか杜甫とかの時代の)では、七言絶句では二句目…

オンリーロンリーグローリーに見る、応援のエッセンス

今朝通勤途中の電車内でいつものようにシャッフルリピートをしていたら、オンリーロンリーグローリーが流れてきた。幾度となく聞いてきたが、やはり良い。ものすごく頑張ろうという気にさせてくれる。BUMPとともに青春を歩いてきたからこその感情だろうか。…

いきものがかりのライブで思ったこと

いきものがかりのライブに行ってきた。横浜アリーナ。音楽は好きだけれども、ライブにはそう頻繁にいかないので、初のアリーナライブ。特別いきものがかりに懸けているわけじゃない。今回もこの上なくお世話になった先輩に、ものの見事に誘い出されての参戦…

~~な人への違和感

辛いの苦手な人なんだー。 睡眠時間5時間でもなんとかなっちゃう人なんだよね。 私って、こういうものなのです。と、自分を紹介する時、この〜〜な人という表現をよく耳にする。無意識に使ってもいる。 辛いの苦手です! 寝なくても大丈夫です! って断定す…

キャッチコピーに思うこと

この間、どっかのメガネメーカーの広告で太陽は、敵だ。ってキャッチコピーを見かけた。イチローがサングラスかけてキリッてしてる上に文字が踊っていた。その昔、なんとなくコピーライターってものに興味を持った時期があり、広告のことばがどうのという本…

エネルギー保存の法則から哲学をする

去年の冬のめっちゃ寒い多摩川でぼーっとしたときに、宇宙の始まりについて考えたことがあった。すると宇宙はなんらかの生物ないしは物体の生殖活動における突然変異から始まったんじゃないかって考えに至った。そもそも無から有が生まれるのは変だろうと。…

ズボンかパンツか問題

これは実に根深い。老若男女関わらず、全世代を巻き込んだ内なる問題なのではないか。 ファッション感度の高い人々にはパンツで浸透しているであろう、二股に分かれており片足ずつ穴に通すことで下半身に召す、あの服。 ズボン。 特別ファッション大好きでは…

実家暮らしと一人暮らしの休日ないし連休の過ごし方の差

新しい家庭を気付くないしそれに準ずる状態にならない限りは、いやむしろ、そうしたところで、親元を離れると帰省が必要になる。なんだかんだで誰も彼もが誰かの子供であるからして、親は恋しい。生まれた家が恋しい。よほどの諸事情で全部大嫌いになったな…

理由がないものなんてない

就活にも理由が必要だった。当たり前のように志望理由や志望動機を聞かれる。そこで学生たちが答える。こうこうこういう理由で私は御社を志望いたしました。実際就活やってみて気が付いた志望動機とかのポイントはこんな記事に挙げているから暇だったら見て…

写真の顔が同じなのをなんとかしたい

写真とられるときの顔を変幻自在に変えられ、かつ、どれもそれなりに見える一般人なぞいるのか。卒業シーズンに散々写真撮ったがしかし、いいとこ5パターンくらいの顔しか作れなかった。撮る写真撮る写真、見る度見る度同じ顔だ。飽きる。自分が何より飽きる…

熱いものや炭酸を飲んだときにしゃっくり出るのをなんとかしたい

あっついお茶とか、味噌汁とかスープとか、そういった液体を飲むとき、猫舌トークに良くなる。念入りにフーフーしてたりなんかすると、あ、猫舌なんですねと。ええそうなんですと。話が展開して行く。こういうテンプレ会話があるのは便利だしいいと思う。問…

顕示欲

ラジオを聞いてみて、DJのやってることはそのままUstとかに取って代わられてしまってんだなって気が付いた。この曲良いよ!聞いてみてよ!ってDJにメッセージを飛ばして、読まれてやったぁ!って仕組みが、UstでだれでもDJになれてしまうために余計なプロセ…

BGMとBGM

聖徳太子は7人だか10人だかの主張を一度に聞いて丁寧に返答なさったとされる。幼い頃はこの凄さがわかっていなかった。リフティング100回とか、120キロの球を投げるとか、そっちの方が余程到達できない領域のような気がしていた。実際やってみると聖徳太子の…

なぜブログを書くのか

我思う故に我あり。デカルトがあらゆるものを疑いきった結果たどり着いた、世界唯一の確かなことだ。なぜ生きるのか、なぜいま生きているのか。とびきり頭のいい人はそうしたところにどうしても目が行ってしまうらしい。数学や化学や物理をしながら、哲学に…

スマホと情報社会への危機感

なにもしていない人を探すのが難しい世の中になってきている。あらゆる作業、あらゆる移動に、皆何らかのオプションを付与している。ながらスマホ、ながらノベル、ながら新聞。スマホないしはソーシャルネットワークの普及によって、誰もが相当な能動的な活…

初心所信表明演説

終わりよければすべてよしなんていうが、終わりが見えない旅路に出ようというのに終わりのことを考えるなんて野暮なことはしたくない。じゃあどうする。始まりでしょう。初心忘れるべからずなんて言葉もある。スタートが大切なんだ。 安定の曇天。ここから天…

「時間あったら」でごまかす叶わない夢

時間あったらTSUTAYAのDVD片っ端からぼけーっと見てみたいなぁって思ったことがある人は多いんじゃないか。同じように、時間あったら本屋の本片っ端から読破してやりたいなぁって思ったことがある人も多いでしょう。きっと。 しょっちゅう考える。せめてがっ…

引っ越しの準備と思い出から得た教訓

引っ越しの準備をある程度してから北海道帰省に繰り出した。例のごとく服をまとめ、捨て、本を売り、家具を捨て。がらんどうだった部屋を一生懸命彩ってくれた家具たちは、四年過ごすうちに時の流れにボッコボコにされ、食器棚なんなはガムテープで抱きしめ…