徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

決意表明から暫し経ち

今の生活のバランスを崩して、自分の興味の赴くままの家を作り、そこで思う存分創作活動に没頭したい。これまでの作曲を覆して、音にしろ何にしろずっといいものを作っていきたい。

 

ktaroootnk.hatenablog.com

 

あれが一時のテンションによりもたらされた熱病のようなもので、なんだかんだ日常が続いてくのかと記事を書きながら薄々考えていたのだが、そんなことはなかった。驚くほどに環境の改変が進んでいっている。

いらないものを捨てまくった結果、45リットルのゴミ袋7つ分になった。服はリサイクルショップに持っていった。不機嫌そうに査定され、これまたやはり45リットルいっぱいの服が700円に変わった。ヒートテックも買えない。暖も取れやしない。

作曲に不可欠なパソコンであるが、21.5インチのiMacの購入を決めた。ノートパソコンも考えたがどうせ持ち運ばないし、デスクトップのほうが高性能かつ安価なものが用意できると聞いため、iMacを買うことにした。作曲ソフトはApple製品には無料でついてくるらしいgaragebandってソフトでも良かったのだが、ここまでこだわって部屋をぶち壊しているのに中途半端なところで妥協して後悔しないようにlogicなるソフトをインストールすることとする。プロ仕様プロ仕様と猛烈に推薦されているので、どんなもんか試してみようと思う。

案ずるより産むが易しとはよく言ったもので、次の粗大の日に家具がなくなったら部屋のレイアウトはほぼ決まってくる。4月末までとか言っていたが、下手したら4月頭には出来上がってるかもしれない。何しろ後は周辺機器整えるだけだ。マイクスタンドとか、オーディオインターフェースとか、そういうやつだ。

 

出費をしないで生きてきた。これまで。大学生活の貧乏性がたたり、資産を溜め込むデフレマインドに侵されていた。社会に出て、雇われながらでも商売をやりだして、少しずつ意識が変わってきているように思う。薄給でも継続的にお金をいただけるようになったことも大きいし、何も日銀券だけが資産ではないことを感覚的に知ったのも大きい。誰が持っても1円が1円なのが日銀券の安心だが、30万円使って整えた環境という資産が40万円になっていればそれでいいのだ。そこには自分という付加価値が加わっていて、誰が使っても1円は1円の資産とは全く違う。株とか、為替とか、債権とか、ある種他力本願ながらもコツコツやれば増やせるタイプのそれではないが、僕にとっては立派な資産になりうる。はずである。

今回の買い物は、ギターを始める時に敢えて高価なギターを買ってプレッシャーをかけることによって長続きさせようとかいった類のそれとは違う。確かなバージョンアップだと信じている。小学1年生からピアノを習いだし、中学に入ってちょっとギターをやりだして、高校でなんちゃってバンドを組み、大学に入ってしょっぱいMTRを繰り返してきた人間の、大跳躍だ。新しい道を模索するのではなく、継続路線で跳び上がる。より良いものを作るために。より良い環境へ。

 

こうやって鼓舞していないと出費が恐ろしい。チキンハートをなんとかしてくれ。