徒然雑草

踏みつけられるほどに育つ

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エモさ

告別式

人が死してのしきたりをあらかた終えた。ばあちゃんは一先ず、常世に別れを告げた。僕らもばあちゃんに改めて別れを告げた。 棺に生前好きだった食べ物や道具を入れ、写真を入れ、花を添え、みんなで棺を閉めた。焼き場に行って、無機質な炉に棺が収められ、…

通夜

一番ばあちゃんに見せてやりたかった。葬式なんていくつも参列したことはない。ど素人である。まして、本当に近しい親族の葬式は今回が初めてだった。不義理極まり無いことであるが。素人目に、ばあちゃんを悼む列は随分と長かったように感じた。次から次へ…

サヨナラ弁当箱

今週のお題「お弁当」 弁当について詳しいことは以下の記事にあります。 ktaroootnk.hatenablog.com しかし、その話ではない。今日はその話ではないのだ。 今朝、ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうと弁当箱めいいっぱいに炒飯を詰め込んだところ、圧倒的な裂け目を発…

亡くなるということ

母方の祖母が亡くなって、一夜、二夜。一昨年、父方の祖母が亡くなった時、僕は実家に帰らなかった。サラリーマンになりたてだったこともあり、ヘンな使命感が優って、帰郷を見送った。サラリーマンはいくらでも替えの効く特攻隊だということを知らずにいた…

房総の祖母よ

ばあちゃんが亡くなった。母方のばあちゃん。僕にとって最後の祖父母が逝ったこととなる。本日、日程的には予定通りの帰京なのだが、そうした事情もあり、全く違う意味の帰京となってしまった。傍らには母。千葉から北海道に嫁いだ母。今の心中を察するとな…

同郷コン 〜シーシャバーでシーシャも飲まんと二酸化炭素を吐き出した夜長〜

そんなようなことをしてきた。 twitter.com シーシャバーで同郷の人たちと今の仕事を踏まえてみた故郷を話してきた。 同窓の先輩がゴリゴリと開拓していった轍を後ろからトボトボ通って辿り着いたが水道橋の駅のホーム。見渡す限りの酔っ払い。酔っ払いのこ…

ピクミンと、一筆書きで家事を終わらせたい気持ち

向こうのスーパー、あっちのクリーニング屋さん、こっちの薬局、逆っ側の八百屋。 縦横無尽、東奔西走。休みの日の家事に余念がないここ最近である。なるたけ自由になる時間を増やしたい。別に自由になってめっちゃ生産するわけでもなんでもないのだが、何か…

北朝鮮がミサイルを放つ度に弊ブログがフィーバーする

放つ度、僕のこの記事が猛烈に閲覧される。 ktaroootnk.hatenablog.com ほんと、びっくりするくらい閲覧される。 今朝、飛翔体がぶっ飛んだ直後、菅官房長官が会見を開いた直後には、アクティブユーザーが200名とかいうかつてない記録を叩き出した。一日400…

中年体型への恐怖

何故そうまでに美しく腹だけ出るか。中年よ。ベルトの上に生々しく乗っかった贅肉がパノラマになる電車内。はち切れんばかりにボタンが両サイドから引っ張られている。ボタンとボタンとの間が植物の気孔のごとく空いている。贅肉、なのだろうか。彼らは贅沢…

改めて9.98のレースを観てみて

通信制限にかまけてレースを観てはいなかったのだけれど、いよいよ家に帰って来てレースを拝見した。 9.99で止まった瞬間と、公式で9.98が出た瞬間。二度の歓声。そして、喜びを表現しきれない桐生の姿。酔っ払った頭を存分に揺さぶってくれた。 もはや、何…

9秒台

いよいよ出た。 桐生「やっと更新できた」 9秒98、おとんに伝えたい - 一般スポーツ,テニス,バスケット,ラグビー,アメフット,格闘技,陸上:朝日新聞デジタル これまでの彼の努力や辛酸を、詳しく知らない。最初から最後まで雲の上の人だった。そういう人…

昨日、誕生日につき

ゴルゴダの丘に磔にされた後、一度葬られたのですが今復活しました。書きます。 高校に上がったところで、僕の人生は大きく広がっていく。まず、二重になった。これはとても大きな出来事だった。幼き頃は「野村萬斎の生き写し」と言われるほどの切れ長の目と…

本日、誕生日につき

25年前の今日、後の185センチの巨体が40センチに毛が生えたくらいの極小な体で生まれてきた。当時から出不精だったのか、相当母親のお腹の中が居心地が良かったのか、いい加減生まれろと促されているのにも拘らず全く聞く耳を持たずに、帝王切開にて誕生した…

酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤

昨日革靴の手入れをしようと思いたってホームセンターに行った。靴は顔。サラリーマンにとって、靴は顔。 どうやらホームセンターとか文房具屋とか雑貨屋が好きらしい。今のままの人生を生きていたら絶対に使わないであろう道具を眺める時間ほど全く意味をな…

卵卵ララ卵卵卵 卵卵ララ卵

湿度98パーセント。白ごま色の雲が圧力鍋の蓋のように天に覆い被さり、湿気の逃げ道を塞ぐとともに更なる湿気をもたらしてくれている素敵な土曜日。口元を湿った布で押さえつけられたような息苦しさとともに目覚めた僕は、不快指数の魔の手によって眠りの淵…

ギターボーカルという絶対正義

問答をする隙間すら与えず、泣く子も途端に口をつぐみ、悪代官だって紋所を突きつけられたようになる存在、それが、ギターボーカルである。ことバンドにおいて、ギターボーカルの存在感は百発百中で当たる一撃必殺技の如き殺傷能力を備え、民主主義的解決を…

ガトリンが勝つということ

2008年の北京から山のような金メダルを積み重ねてきたボルトがいよいよ敗れて、ガトリンが勝った。多分ガトリンの金メダルには「ボルト敗れる」といった枕詞がつき続けるのだろう。 このガトリンという選手にどういった印象を持つか。ここ10年ほどの陸上界に…

埠頭

埠頭が好きかもしれないと気づいたのは最近のことだった。物流倉庫に度々出入りするが、大抵の倉庫は船便のこともあり港湾地帯にある。そこはもれなく埠頭となっている。 工業の拠点となることも多い埠頭。今でこそ環境保護が声高に叫ばれているが、とてもク…

ブログへの投資

嬉しいことがあった。細々と光ファイバーの如く続けていたブログを、見ず知らずの人が日課のように読んでくれているという。何か話題になるわけでもなく、世間に問題提起できるわけでもなく、続けることしかできなかった。でも書き落として来た日々の出来事…

同類項と気合い

今日は隅田川の花火大会があったようで、浴衣姿の方が散見されました。雨模様でも無事に決行されたのでしょうか。詳しくは知りません。神のみぞ知る。現場のみぞ知る。さて、大学の同期と会った。福岡に転勤になった友人が上京してくると言うので同じゼミで…

汗燥文

殆ど夏ような空が広がる。ただ宣言をしていないだけで梅雨は明けているのではなかろうか。気象庁と天候の駆け引きはさながら恋のようで、さっさと梅雨明け宣言しちまえよ!とけしかけてやりたくなる。えぇー、まだいいよ…本当に明けてるかわかんないだろう?…

月初の祈り

月初。昨日が月末の金曜日だったこともあり、一つの山を乗り越えた感があるサラリーマンが多いのではないだろうか。そんな中僕は今日も出勤です。実家には神棚があった。別に神道じゃない。バキバキの仏教徒だ。でもなぜだか実家にも、祖母の家にも神棚があ…

浴衣は視覚の涼

今日の帰り道、浴衣の集団と出会った。正面衝突だった。飛行機が雲の中に消えて行くがごとく、しなびたスーツ着て虚ろな足取りのサラリーマンが赤白緑青色とりどりな浴衣の積乱雲に突っ込んだのだった。 浴衣に独特のフェチズムを感じたことはない。和装は好…

顔なじみのキャッチが帰ってきた。

駅から家までの10分間で調子いいと5回は「おっぱいいかがですか!」「飲みないっすか!」と元気に声をかけていただけるナイスな治安の街、錦糸町に住んで2年もすると、おっぱいの人たちと仲良くなる。嫌でも。 二人特に仲のいいキャッチがいるんだけれど、そ…

言葉のベール

言葉遊びが過ぎると言われた直後であるが、それは褒め言葉だと捉えてもいるし、弱点にも違いない。「空っぽのコミュニケーション」という言葉を見たのは多分どなたかのブログの記事だったかと思う。挨拶に代表される、具体的内容を伴わない(限りなく少ない)…

電車になって2時間ちょっとの田舎

母の実家は千葉の佐倉という街だ。じいちゃんの生まれとか育ちとかを書いた記事を以前書いた覚えがあるので時間があったらそれも貼り付けておこうと思う。佐倉といえば。野球が好きな人は長嶋茂雄と答える。陸上の好きな人は高橋尚子と答える。そして、音楽…

自分の時間がないとマジで苦しい

一人っ子あるあるなのか何なのか知らないが、ここのところ如実である。 基本的に人が好きで、懐きたい。誘われれば断らない。誘いたい人もいる。そんな中、自分の時間を確保するというのがなかなかにシビアだったりする。お仕事がいかんせん繁忙期という社会…

めっちゃキツイのが気持ちいい

今、友人の結婚式に出て、二次会の幹事して、その後諸関係者で飲んだ後にさらに飲み会が入ってもうダッシュしてたところ乗り換え案内のアイフォーンが落下して、折角取り替えたばっかりの画面がバキバキになったんだけど、なんか幸せ。それだけ。幸せ。

死ぬときに悔しがれるか

つま先ほども練習しないで臨んだ勝負で惨敗したところで悔しくもなんともない。負けることがわかりきっているからだ。試験結果が出るときも、ドキドキするのは勉強して臨んだ試験と決まっている。ちんぷんかんぷんで受けた試験の結果なんてドキドキもハラハ…

同期とは

ちなむと今、いいだけ酒を飲んで帰ってきたところで、酩酊状態のところに同期よりLINE電話が入りそれに応答しているところである。 この、ある種の体力の鉛筆削りとも取れる行為は、恐ろしいほど心地よく喉元を締め付け、瞼を押さえつけていく。なんだ、悪く…